独楽の回転数

煩悩の少なめでお願いします。

無料法律相談に行ってきた

おそらく先週の月曜日の朝、保育園の送迎の件でもれなく妻と喧嘩。俺が午前休を取って送っていくと主張している間に義母が登場。

妻と義母の叱責を受け、なんやかんや家を出た。1時間後に法テラスの予約を取った。

 

家に帰る気も起こらず、月曜から本日まで車中泊だ。

ジムでシャワーだけ浴びてレモンサワーを飲んで寝る。美味いとも思わないし寝付きも良くない。金もないので母親と妹から借りる。

 

 

こんな生活はうんざりだ。

子どものためと思って家に帰ってた。洗濯も洗い物も苦じゃない。嫁と話をすることが苦しい。嫁さんと話をして気分が良くなることはない。1日の終わりをダメ出しと人格否定で終わるのは明日になんの光ももたらさないと再認識した。

 

3連休が明け、同僚や上司から後ろ指を刺されながら午後休を取った。

 

市の中心部にある弁護士会館へ30分前に到着。

必要書類を記入して待つこと15分。弁護士の待つ部屋へ案内された。

 

少なくとも70歳は越えておられるであろう先生だった。

「宜しくお願いします。」と互いに挨拶をして着席。5秒ほど沈黙があった。

おじいちゃん先生が「どうぞ」と一言。イニシアチブを取る気はなさそうだった。

 

予習してきた甲斐もあって、現状と私の希望を端的に話すことができた。

 

私としては、まず住居を確保し生活を立て直すことと、妻との接点を少なくして子どもへの影響を減らすことが離婚の目的だ。

 

「で、このような場合はどのような手順で進めたらよろしいのでしょうか?」と先生にボールを投げる。

 

先生曰く、私の給料がないと生活が困窮するのであれば妻の実家に身を寄せるなどしてみては?と言うのが第一の助言。

そんなことが出来るならとっくにやっていますよ。それが理想だが、私から子どもたちを連れて実家に帰れなどと提案できる立場でもない。

 

その後、先生は数年後に復縁する可能性はないのか?など、ちょっと何言ってるかわからないような事を仰っていた。離婚もまだなのに復縁の可能性など分かりませんて。

 

結果すると、養育費などの条件を公正証書にまとめて両者が合意した上で協議離婚が成立する。

 

問題はその合意を当人同士の話し合いで得られるかどうかだ。かと言って弁護士がついて代理人交渉になった場合、要求のレベルが上がって泥沼化する可能性がある。

 

おじいちゃん先生は良識があったし、一つ一つ丁寧に答えてくれた。経済的に余裕がない状況を理解して極力、時間とお金がかからない道を提案してくれた。

 

次のステップは、提案するための条件をまとめて公正証書に記載する内容のたたき台を作ることだ。妻がそれを納得するかどうかはわからない。納得しなかった場合、どのように交渉するのが良いのかが関門になる。

 

道は長い。