アウトプットする
私の人生で今が一番過渡期なんだと思う。
心身共に弱っているのか、手っ取り早く物事が好転する材料を探してしまう。
でも、自分に軸も自信もないから結局は空転している。
自分の軸を探しているのに、まるで柔軟剤を選ぶかのように目の前の選択肢とユーザーの数しか見ずに材料を選ぼうとしている。
自分の目だけでは背中も耳の毛もつむじも見えはしない。
ということで、いろんな人の話を聞こうとビジネスマッチングアプリを使ってみた。
ビジネスマッチングと言いながら営業ツールのような使い方をしている人もいるようだ。
私もいろんな方がメッセージをくれて、ZOOMで3回ほど話を聞くことができた。
ここ数年、会社と家の往復しかしてない私からするとZOOMの窓から差し込む光は眩しかった。居住地も仕事も年齢も違う人の話を聞くのは感動的だった。育ったところはどんな場所か、何故その仕事をしているのかを聞けるだけでも編集前のドキュメンタリーを見ているようだった。
それに引き換え、私が相手に伝えられるのは今の現状と箇条書きで事足りるような経歴だけだった。感情も歴史も含まれていない情報しか出せるカードはなかった。
好奇心と劣等感が入り混じる。それでも自分の中身を無様でも出していかないことには音も光も反射しないし変化は起こらない。今までずっと当たり障りのないアウトプットしかしていなかった。市販化されたストーリーなんてアウトプットですらなかったかもしれない。
私はこれから自分の内部をくまなく点検して、そこで見つけたものをなるべく希釈せずに外に出していくことにチャレンジする。
現場からは以上です。