優しさと冷酷の間
私のライフワークバランスをうまく取れば家庭でもうまくやれると思っていたけど、甘かった。
妻は冷静な話し合いなどに応じない。
無茶な要求と「普通は〇〇だから」の隣の青い芝を標準化するばかりだ。
自分を棚に上げて言わせて頂くと、妻から気持ちが後ろ向きになって自尊心を失うようなコメントを多数寄せられている。
世間では離婚の原因として浮気だ不倫だと不貞行為が話題に登るが、いっそのこと不倫でもしてレッドカードをもらうなら願ったり叶ったりだとすら思っている。
そして、そういう時に限って全然モテない。積極的に不倫しようとしてるわけじゃないから当然ではあるけど。
ネックになるのは子供たちの事。
妻は家事や子育てをしたくないからわざと仕事を長引かせて遅く帰ってくると思っているようだが、それは違う。一刻も早く帰りたいし、皿洗いや風呂掃除などは会社でわーきゃー言われながらやる事務作業に比べればかなり好きな仕事だ。
子供たちに会いたくないんではなくて妻との折衝がしんどいのだ。お互いにそう思っている。
妻に対しては子育てと家事を1人で担ってもらって感謝しているし申し訳なく思う。
転職して通勤時間が短くて定時で帰れる職場にいけば収入が多少下がっても仕事と家事が50:50になるかと考えたが、収入を変えずに時間を短縮しろと一方的に言われても無理がある。
よしんば、それが出来たとして関係が破綻した私たちがハッピーに暮らしていけるのか。
昨夜もライフワークバランスについて無理ゲーを強いてきたので、会社を辞めて専業主婦になったら家事をこなしてやると出来もしない大口を吐いた。そして今朝も口論の末に会社を午前休した。
最近は家に帰って出来ることをやっていたお陰で割と波風なく暮らせたので、前向きなライフシフトが出来そうな気がしていた。やはり無理そうだ。
午前休になったのをいいことに法テラスの予約をしたり離婚について調べたり、少し前進させた。
幸せになるために離婚するのだ。子どもたちが笑って暮らせるようにするのだ。
それだけだ。だけどそれが簡単じゃない。
現場からは以上です。