夢も見れないのか
そんなんじゃ夢は見れないぞ。
と上司から言われたことがある。「そんな仕事ぶりでは出世は望めないぞ」という意味だ。
私がどんな夢を見てるか上司のあなたが何故わかるのかと言いたかったが、そんな度胸はなかった。
人間の可能性は無限。impossible is nothingだ。
そう思うようにした。
小学生の将来なりたい職業ランキングでは1位と2位がスポーツ選手、3位にyoutuber。4位が会社員。将来会社員になりたいというのは、憧れの職業じゃなくて食いっぱぐれたくないという社会通念ではないのか。
昨日NHKでウガンダのドキュメンタリーを見ていたら、裸足でバナナを育てて生計を立てている家の少年がパイロットになって贅沢な暮らしがしたいと言っていた。誰も笑う人はいない。誰に何を言われてもやりたい事はやりたいんだ。
私もそうありたい。大人なって純粋な夢や憧れが妥当性とか同調圧力の地層に埋もれていく。
一度埋もれたものを掘り返す為に自己啓発本を読んだり、誰かの体験談を聞いてみるけど、それは元々持っていたのもの。素直に心見つめるだけでよかったのかもしれない。
そして私たちはウガンダよりはるかに恵まれた環境に生きている。住民税もガスの基本料金も高いけれど、食い物に困ることはない。
難関資格がないとつけない職業は勉強を経済的な部分を両立する必要があるだろうが、それだってクラウドファウンディングで地域からお金を集める事だってできるかもしれない。
夢が見れないのは社会保障がないからじゃない。世帯年収が低い家に生まれたからでもない。何だってやってみよう。人生は短い。