独楽の回転数

煩悩の少なめでお願いします。

私はこんなダメ人間

自戒の意味で自分の至らないところをここに記す。

決して己に中指を立てているわけではない。

 

私は嘘つきだ。定かではないが幼い頃からそうだった。幼少期から20歳くらいの男子は自分を大きく見せたり他の人が持ってないおもちゃを自慢したりする傾向がある。私もそういう人種だと思う。

大学生が高総体で活躍した話を飲み会でするくらいなら可愛げもある。

 

私の場合は正直に話せば炎上せずに済んだものを下手に取り繕うくせがある。その割に詰めが甘いのですぐに引火する。

 

なぜ正直なれないのか考えてみた。

私は他人が怖いのだ。

正確に言うと他人とぶつかるのが怖い。格闘技で例えると、打たれるのは嫌だけど打ち合いになるにはもっと嫌だと思っている。自分がライオンであっても豚とタイマンを張るのを怖がっている。やむを得ずぶつかることがあるなら屁理屈をこねて叩く。

平和主義じゃない。事なかれ主義だ。

 

他人とぶつかる恐怖からか、大概にこにこ(ヘラヘラ)しているし、淀みなく話すことができるので一見、人当たりが良くコミュニケーション能力があるかのように見える。

 

営業職だった時は社内研修でも講師から高評価だったしお客さんのウケも良かった。

ところが社内になるとスイッチが切れるのか「目が笑ってない」など嘘つきのくせに本音が態度に現れる。空気を読めない発言もしばしば。

 

対他人だけなら良かったが、自分がする決定事項にも嘘をついてきたために、本音とのギャップが仕事や生活に露見する。

進学や就職や転職。自分で考えて決めたのは何%だったか。(あんたの言う通りにしたぞ?文句あんのか?)的なスタンスで保険をかけていた。なんの保険にもならなかったし、関係者各位からは結局そんなのお前のせいと言われる。

 

今日久しぶりに「7つの習慣」を読み返して、自分の人生に嘘偽りがなんと多いことかと自戒せずにいられなかった。

 

右脳ではアルカディアの絵を描いて、左脳で因数分解したらつまらない人生になってしまった。

 

自分の脚本を書けない人間が子どもたちに脚本の書き方を指導できるはずがない。

 

私は幸せになりたい。